札幌市白石区南郷18丁目の歯医者 ちかげデンタルクリニック

一般歯科

一般歯科

むし歯の進行状況に合わせた
歯科治療

長い年月を経て皆様の気付かない間に、むし歯は徐々に進行していきます。歯が一度悪くなってしまうと、残念ながら元の状態に戻すことが出来ません。
ですので、痛みや違和感を感じたら、我慢せずにすぐに早期発見・早期治療することが大切です。
また、歯科医院にきちんと定期健診(クリーニングやメンテナンス)に来ていただくことが、早期発見・早期治療への一番の近道となります。

むし歯の進行状況

歯科医院では、むし歯の進行状況を患者様にきちんと理解していただくために、C0→C1→C2→C3→C4といった記号でむし歯の進行状況を表します。

  • C0

    表面が白っぽく
    脱灰してる初期状態

    この段階では削らずにフッ素やシーラントで様子をみます。

    治療について

    C0のむし歯は、正しい歯みがき(ブラッシング)をするだけで、健康な元の状態に戻すことが出来ます。

    • 歯みがき指導(ブラッシング)により、正しい歯みがき(ブラッシング)を身に付けましょう。
    • あらかじめ、奥歯の溝の部分を樹脂で塞ぎます。(予防充填)
    • きちんと定期健診をし、虫歯の観察をして予防しましょう。
  • C1

    エナメル質が
    むし歯になっている

    むし歯だけをとり、コンポジットで治療します。

    治療について

    C1のむし歯は、表面のエナメル質が溶けて、穴が開いてしまっている状態です。むし歯の部分を削り、歯と同じ色の樹脂(レジン)や金属で埋めます。

    • 歯みがき指導(ブラッシング)により、正しい歯みがき(ブラッシング)を身に付けましょう。
    • あらかじめ、奥歯の溝の部分を樹脂で塞ぎます。(予防充填)
    • きちんと定期健診をし、虫歯の観察をして予防しましょう。
  • C2

    むし歯が象牙質に
    達している

    コンポジットレンジやインレーで治療します。

    治療について

    C2のむし歯は、開いた穴が象牙質にまで届いている状態です。冷たいもので違和感を感じるかもしれません。

    • むし歯を完全に取り除きましょう。
    • 歯髄を保護するための薬を詰めましょう。
    • 詰め物がしやすいように、歯の形を整えましょう。
    • 詰め物を接着剤で固定しましょう。
  • C3

    むし歯が歯髄に
    達している

    むし歯を取り除き、歯髄(神経)をとる根管治療が必要となります。

    治療について

    C3のむし歯は、C2のむし歯に比べて、痛みの自覚症状が強くなるかもしれません。むし歯が神経に到達しているので、神経を除去し、歯内を消毒・除菌する治療が必要になります。

  • C4

    根っこを残して
    歯が溶けている

    ほとんどの場合、抜歯となります。

    治療について

    C4のむし歯は、残念ながら残すことが出来ないので、抜歯となります。しかし、周囲の骨や歯の根の状態によっては、歯を残すことが出来る可能性もありますので、まずはご相談ください。